王様も文豪もみな苦しんだ性病の世界史
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人気ランキング : 218432位
定価 : \1,890
販売元 : 草思社
発売日 : 2003/01/01 |
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もう少し短くてもよかったのに・・・ |
結構長いので疲れました。
印象としては、梅毒の歴史(社会問題化してから
治療法が見つかるまで)に非常にページが割かれ
ていて、また要は売春と人々の性の乱れと教育の
なさが性病の大流行につながったってことが表現
を変えて繰り返されているだけという感じでした。
あと、ヨーロッパで性病にかかっていたと考えら
れる人物で私が一番興味があったのはモーツアル
トだったんですが、なぜか彼が取り上げられてい
なかったのが、個人的には残念でした。
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人間の性欲の深さは普遍的だということがわかる |
いつの時代も人間というものは性的に放埓だったんだということがよくわかる話だ。
だとすると昨今の日本の性的な乱れなど心配することもないのか、などとも思ったりする。
それに、「とにかくダメ」という姿勢が結局は何の解決にもならないということがよくわかる。こういうことを保守の連中は繰り返していたんだなあということが理解できた。
あとがきで知ったのだが作者は女性だった。だが、ありがちなヒステリックな話しにはならず、「軍隊には娼婦がつきもの」ということは価値判断を控えて事実として述べており、客観的な姿勢をとっている。
無論女性をなおざりにする性病対策についてはその不合理を主張しているが、それは当然だ。
同様に古代や中世の人々の放埓さについても20世紀的な価値?!?断で描くわけではなく、淡々としたものだ。
まあ学問的な興味で読むというよりも、雑学的な読み物として気軽に読む本だろうと思う。
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おもしろい目のつけどころです |
「自分だけは大丈夫」と思っている人への警鐘本であると同時に、今までにはない違う視点から歴史上の人物を評価する面白い本です。
ええっ!?この人物は実は性病で死んだのか…とか、意外な事実が次々と明るみに出て意表を衝かれますよ。
必要悪である娼婦の実態、古典の人々の性に対する人々の倫理観。
その快楽と引き換えに性病は猛威を振るい、そしてタブー視されたがために解決法を見出すまでに人類は長い時間を要しました。
題名には一瞬引くものがありますが、エッチな本でも小難しい本でもありません。
世界史を斜から見てみませんか。